新築マンションの供給が2022年で一段落した海老名駅周辺ですが、2024年以降竣工のマンションの開発が複数予定されています。2023年5月時点で販売中の新築マンションの概要をまとめていきます。
西口
まずはららぽーと海老名のある西口です。
グレーシア海老名から始まり、グレーシアタワーズ海老名、パークホームズ海老名が3棟、センドリームプロジェクトと多くの供給が行われました。2022年にパークホームズ海老名ブルームプレミアとセンドリームプロジェクトⅠ街区が竣工し、一旦供給は一段落です。
現在は2024年3月竣工予定のセンドリームプロジェクトⅡ街区の500戸の販売が行われています。
500戸の販売のため、建設費の高騰などの影響が出ていると思われますが、Ⅰ街区とほぼ変わらない価格で販売がされていました(Ⅰ街区から駅距離は遠くなる分、実質少し値上げと言えるかもしれません)。そして順調に販売が進み、残り100戸ほどのところで一段階値上げが行われました。坪単価が240〜250万前後になるなど、第2期までの坪単価220万円前後から10-15%上がっています。
あくまでも売出し価格ベースですが、Ⅰ街区の中古が坪240万円前後で売り出されているので、ひとつのベンチマークにしているのかもしれませんね。
東口
続いて、ビナウォークのある東口です。海老名駅周辺はららぽーと海老名ができるまで、東口が商業などの中心で、マンション開発も東口だけが進められていました。直近では2020年に竣工したプラウド海老名の供給がありました。
現在は2024年6月竣工予定のサンクレイドル海老名の62戸の販売が行われています。
1LDKと3LDKの2パターンで、3LDKでも70㎡を切るサイズと、コンパクトな住戸が中心です。2015年のららぽーと海老名の開業から開発が行われた西口と異なり、東口はこれまでの海老名の開発が行われてきた場所であり、2020年竣工のプラウド海老名が久々の新築マンションでした。サンクレイドル海老名はそれ以来の供給ということもあり、東口で新築マンションを探されている方からすると、やっとという感覚かもしれませんね。それもあってか、価格はかなり強気に思える坪260万円前後となっています。
プラウド海老名の中古がほぼ出ないですし、唯一出た時も坪250万前後でしたからそのあたりをベンチマークとしているのでしょうか(今出ている坪300万円以上の中古はちょっと例外過ぎて除外・・)。
またまだ販売が開始されていない新築マンションとしてデュオステージ海老名があります。こちらは1K〜2LDKだけの部屋となります。
まとめ
今後供給されるであろうマンションをまとめると以下となります。
いずれも当初掲示されていたスケジュールから遅れているようで、今供給中のマンションの販売が一段落したところで、価格なども考慮して販売開始でしょうか。
またこれ以外にも、リーフィアタワーの3棟目や市役所周辺の開発がこれから数年で具体化してくるものと思われます。
海老名において、センドリームの1,000戸の供給があったことで、価格は一定抑えられてきたように思われます。センドリームの残り少なくなったところで値上げしましたし、来年にセンドリームの供給が終わったところで、次に出てくるマンションの価格はさらに上がるのか、それともセンドリームあたりが海老名の限界値なのか、今後のマーケットの動きに要注目ですね!
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